- 陣痛?破水?
- 病院に連絡するタイミングは?
- どうなったら帝王切開になるの?
こういったことをわたしも詳しく知りませんでした。わたしは現在妊娠37週(10ヶ月目)の奥さんがいます。陣痛について知らないといざという時に、奥さんを助けられない!そんな不安がありました。
ざっくりですが、陣痛についてまとめてみたので、興味のある方はぜひ病院に連絡するタイミングだけでも覚えていってください。
10分ごとに痛みが伴う張りが来たら病院に連絡です!
では、詳細は次の順番で紹介していきます。
- 陣痛とは
- 陣痛の流れ
- 帝王切開なる人の特徴
1.陣痛とは
子宮の筋肉の収縮運動のこと。この運動は、子宮がおなかの赤ちゃんを外に生み出そうと思った時に起こります。ママの意志とは関係なく起こるのがやっかい。ここをコントロール出来たら準備できるのですが、残念ながらできません。
陣痛が起こるとおなかが張り痛みを生じます。そうなったら陣痛の時間の間隔をはかりましょう。旦那さんがストップウォッチ係を担当できるといいですね。初期の陣痛は前駆陣痛といって、不規則な感覚でおこります。個人差はあるみたいですが痛みが落ち着くまで大体30秒程度。
前区陣痛の段階で病院に連絡しても、「まだ様子をみてくださいね。」と言われてしまうので、旦那さんは焦らずに対応しましょう。
2.陣痛の流れ
前区陣痛が始まり、時間が経つごとに陣痛の間隔が徐々に短くなっていきます。10分間隔になったら本陣痛の始まり。いよいよ旦那さんのお仕事、病院に連絡です。
病院に着いたら子宮口10センチを目指して奥さんの本格的な闘いが始まります。あかちゃんが生まれてくる子宮口は最初は0センチスタート。だんだん陣痛の間隔が狭くなり、痛みも強くなってきます。
- 子宮口が4センチ
道のりの半分です。痛みは強い月経痛くらい。このときの陣痛間隔は約5分。
- 子宮口が8センチ
ここではまだいきんではいけません。おなかが痛いのに力をいれてはいけないのはなかなか酷ですね。このあたりで破水が起こります。このときの陣痛間隔は約3分。
※破水とは、子宮にある卵膜が破れて羊水が流れ出ること。
- 子宮口が10センチ
ここにきてようやくいきんでオッケー。身体をそらさずにいきむのがベスト。大変な状態ですが、しっかりと呼吸をして赤ちゃんに酸素を届けましょう。呼吸はしっかりと息を吐くことを強く意識!この意識があれば自然と吸う量もおおくなり酸素を取り込めます。
赤ちゃんのあたまが出れば力を抜いてオッケー。あかちゃんが子宮からでたあとに胎盤がでてきます。そのあとも軽い陣痛が続くので覚えておきましょう。
ナプキンか清潔なタオルを股に当てる。そしてバスタオルを腰に巻いて移動しましょう。なるべく歩かないようにして、車移動の場合は座らずに横になっておくこと!
- 破水した
- 尿ではない液体が出た
- 出血があった
この場合はすぐに病院に連絡して、向かいましょう。
3.帝王切開なる人の特徴
帝王切開とは、子宮を切って胎児を取り出す手術方法です。
帝王切開になる人
- 子宮の手術経験あり
- 手術した場所が薄くなっている
この場合自然分娩だと、子宮破裂のおそれがあるため帝王切開が選択されます。
次のような場合も帝王切開が選択されます。
前置胎盤
子宮口を胎盤が塞いでしまってあかちゃんが出てこれない可能性があります。
逆子
順番で最後に頭が出てくる状態に。身体で1番大きな頭は出にくく、へそのおが圧迫されあかちゃんに酸素がいかなくなり危険な状態になる可能性があります。
子宮筋腫
子宮口付近に筋腫がある状態。産道がせまくなりあかちゃんが出にくくなります。
多胎
2番目以降に生まれてくるあかちゃんの状態が悪くなる可能性があります。
緊急帝王切開になる場合
常位胎盤早期剥離
あかちゃんが生まれる前に胎盤がはがれた場合母子ともに危険な状態となる。通常はあかちゃんが生まれてから胎盤ははがれます。
いかがだったでしょうか。陣痛のことや流れを知っておくことで、奥さんに適切なサポートができるようになります。偉そうに言っていますが、わたしもこれから経験します。1番慌ててしまいそうですが、奥さんを全力サポートできるよう頑張ります!生まれたらどう対応したのか報告したいと思います。
以上、ラジかなでした!