前回のネントレの続きです。前回の記事ではあかちゃんの夜泣きの原因、また眠りの改善について紹介しました。見ていない方はこちらを見ていただけると幸いです。
Contents
夜泣きや寝かしつけはネントレで解決!誰もが読んでいる安眠ガイド
わたしは2022年3月に第1子が誕生しました。あかちゃんの夜泣きがすごく1時間おきに起きてあやすことも多くあります。どうにかして寝かしつけできないかと考えていたらこの本に出会いました。 ...
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赤ちゃんの安眠スケジュールを把握する
安眠スケジュールとは赤ちゃんの一般的な睡眠発達などをもとに作成した、赤ちゃんが快適に過ごせる目安となるスケジュールのこと。このスケジュールの目的は2つあります。
- 生活時間の流れをイメージしやすくなる
- 睡眠の時間の変化
本書ではスケジュールは月例別に紹介されています。その中の生後2~4ヵ月の赤ちゃんのスケジュールを紹介します。
「朝昼は明るくにぎやかに、夜は暗く静かに。」この習慣をベースにします。
- 朝寝(朝9時頃から):1時間
- 昼寝(12時頃から):2時間半
- 夕寝(夜5時頃まで):30分
朝は7時までに起こし夜は7時までに寝る習慣を身につけましょう。寝ているからといって日中好きなだけ寝かせてしまうと、夜泣きの原因になってしまうので注意が必要です。
月齢別で詳しく紹介されていますので大変参考になります。詳細を知りたい方は本書を手にとってご覧ください。
安眠スケジュールでは夜7時までに寝かせましょうとあるが実際どうすればいいのか、解説していきます。
早く寝かせる工夫をする
赤ちゃんの寝かしつけは早い感じますが夜の7時です。夕方から夜にかけて機嫌が悪くなる原因は、眠いことを訴えているからかもしれません。早めに寝かせてあげましょう。
寝る30分前には家事や仕事のことを忘れて、しっかりと子供と向き合いスキンシップをとることが大切です。話せる子であればその日にあったことをじっくり聞いてあけましょう。
また大好きという気持ちをしっかりと子供に伝えましょう。特に兄弟姉妹がいる場合、上の子に大好きな気持ちをつたえることで、夜泣きや赤ちゃん返りも改善するかもしれません。
寝かしつけの方法
赤ちゃんは本能的な感覚が残っていて、眠っているとき外敵に襲われるかもしれない危険で無防備な状態です。そんな赤ちゃんが心地よく眠るには「十分な安心感」が必要です。
この安心感を習慣で作ります。1番重要なことはいつもと同じということ。赤ちゃんにはそれぞれのタイプがあるのでタイプ別に紹介していきます。
【おっぱいに執着がある】
おっぱいが安眠グッズになってしまっています。ですのでおっぱいに代わる安眠グッズを用意します。安眠グッズを持たせて寝てくれるようになれば負担が軽減されます。
【物音に敏感】
寝る前のイチャイチャタイムで十分な安心感を与えてあげましょう。いつも近くにいるよという安心感が大切。
【ママの気をひこうとする】
気を引く行為、たとえば
- 上にのってくる
- たたく
- 布団から逃げ出す
- おもちゃで遊ぶ
このタイプの子はたぬき寝入りが1番効果的です。相手にしてもらえないことを悟って近くで寝てくれるようになります。部屋が明るいと興奮してしまうので、なるべく薄暗い状態で寝かせましょう。
【夜中に急に泣き出す】
夜中に泣くのは日中我慢をしている可能性があります。イチャイチャタイム夜のスキンシップを十分とりましょう。寝る前の絵本の習慣をつけることで絵本を読んだら次は眠る時間と理解でき、落ち着いて睡眠モードに入ることができます。
実際赤ちゃんが安心できるやり方であればどんなに手を抜いた方法でも立派な寝かしつけ。自分を持って堂々と楽をしましょう!
合言葉は「赤ちゃんは安心感、ママは楽」
素敵な言葉です。この言葉に救われている自分がいます。わたしはパパですが、、、。
注意点をいくつか紹介
寝かしつけの方法を変える時は寝てくれなくても1週間続けましょう。新しい寝かしつけも3回繰り返すと赤ちゃんも理解します。泣いて寝なくても日中はたくさん遊び、夜はスキンシップ、これを意識しましょう。
途中で寝かしつけの方法を変えてしまうと赤ちゃんが混乱してしまいます。1週間続けてみてうまくいかなければ1ヶ月時間を空けて再度トライしましょう。時期が違うだけですんなり受け入れてくれることもあります。また
「赤ちゃんにごめんねを言わない」
ごめんねを大丈夫に変換しましょう。ごめんねと謝ると赤ちゃんも気を使ってしまいます。泣いても大丈夫、大丈夫と赤ちゃんを安心させてあげること。これが大切です。
「ありがとうは魔法の言葉」
夫婦間でもありがとうを。
あかちゃんにもしっかりありがとうを。
心の中で思っているのではなく、声に出していうことが重要です。みんなが幸せな気持ちになること間違いなし。
またありがとうを口にすることで自分にも優しくなれます。自分は頑張ってるよねと、自分自身にもありがとうを言えるようになってきます。
最後に
本書の最後には自然体で生きることの大切さが書かれています。「こうすべき」「こうあるべき」という軸をとっぱらって、状況に応じて柔軟に対応できるようにと。
正解は人それぞれ。自分が自分らしく自然体で生きていれば、育児はとても楽しいものになります。無理せずに自分のペースで育児を楽しみましょう。
わたしにはもうすぐ生後2か月を迎える子どもがいます。本書を読んで寝かしつけが楽しみになりました。本書を参考に寝かしつけを試して、実践した結果なども今後紹介できればと思います。
実際に経験したからこそできるアドバイスもあると思うので楽しみにしていてください。
今回は以上です。本書は子どものいる家庭には必読書と言っても過言ではないくらい有益な内容が盛りだくさんでした。興味のある方はぜひ1度手に取って読んでみてください。
「0歳からのネンネトレーニング 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」
著:清水悦子
以上、ラジかなでした!