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【徹底解説】「ほめ方叱り方」あなたは無条件の接し方できていますか?

家庭や教育現場での子どもの褒め方叱り方を悩む方多いと思います。わたしもその1人です。日本人に多いと言われている自己肯定感の低い子供は褒め不足が原因ではなく、非効率な褒め方をしているからかもしれません。

褒美と罰を与えることで子供の行動とモチベーションをコントロールするやり方は、大人たちが決めた成功のイメージを押し付けていることに他なりません。大人のエゴ、大人の期待や評価を押し付けない教育とはどういったものなのか?

また「えらい」「すごい」や「ダメ」「いけない」などこれらは悪影響になりかねません。この言葉を意識して変換した声かけをどうしたら良いのか。

子供の全てと向き合う無条件な接し方をご紹介します。

わたしは2022年4月に第1子が生まれる予定でモンテッソーリ教育について興味を持ち勉強を始めました。現在奥さんは入院中でいつ生まれてもおかしくない状態です。知識をなるべく多く身につけて今後役立てていきたいと思ってます。

またみなさんと知識を共有したいという思いで情報発信しています!では早速始めていきましょう。

無条件の接し方のポイント

条件付きと無条件の違い

  • 条件付きの接し方は褒美や罰を与えるアメとムチ。これを使って子どもをコントロールするやり方。
  • 無条件の接し方はどんな行動をしても愛情を注ぎ子どもの気持ちに寄り添うやり方。

条件付きが良くない理由としては愛情をエサにして接することで、褒められた時に愛されていると感じ褒められなければ愛されていないと感じるようになってしまう。

そうすると愛されるために、褒められる行動をするようになる。大人は無意識のうちに子どもに気を使わせて行動させています。

また「すごい」「えらい」などと結果だけを見て褒めると、いざ頑張った時に褒められなかったら自信を持てなくなってしまいます。子どもは思っているよりも繊細です。条件をつけず無条件に接してあげましょう。

ではいったい無条件に接するとはどうゆうことなのか、次にご紹介していきます。

無条件の接し方ポイント3選

こども対するイメージを見直す

子どもを1人の人間として尊重しよう。子どもの意見に耳を傾けてどうしてその行動を起こしたのか、理由や気持ちを聞き出すこと。

してはいけないと批判するのではなく、子どもの気持ちに寄り添いどうしてその行動に至ったのか聞いてあげましょう。こどもの意思を発言する場を多く提供してあげることが大切です。

子どもきとって良きリーダーに

子どもの気持ちを尊重します。その中で子どもが気持ちのコントロールができないことも多々あります。そのなかで理由も聞かずに批判したりせず、話し合いを設けて子ども自らに発言をさせて解決策を見つけだしましょう。

子どもは大人が何もしても受け入れてくれるという安心感を求めています。その器を見せられる大人になることが大切です。

子供への要求を考え直す

子供に対して「〇〇しなさい」「〇〇してはいけない」というメッセージ、本当に必要なのでしょうか?親のエゴで発言していないでしょうか?

部屋が汚れるからこぼさないで!など、子供にとって必要な発言かどうか再度確認して振り返ってみましょう。成長段階にあわない要求をしないことが重要です。

褒め方のポイント

成果よりもプロセスをほめる

子どもの能力や成果をたたえるのではなく、取り組んできた過程や努力についてフォーカスをあて剥げましてあげること。

たとえば子どもがテストで100点をとったとします。「頭良くてすごいね」とほめるのではなく「100点取れるまで頑張ったんだね」と過程をほめてあげましょう

前者だと100点取れなかった時に褒めてもらえなければ自分はだめだと自己肯定感が下がってしまいます

後者のように過程を褒められることで、点数が悪くてももっと努力をしようと頑張れるようになります。

もっと具体的にほめる

上手だね、良くできたねなど大人の評価を押し付けないようにしましょう。

たとえば良くかけた文章だね、ではなく「各章のまとめが的確で、全体に一貫性がある。」など言葉をかえて声かけを意識しよう。

具体的なフィードバックをもらった方が、次のパフォーマンスのモチベーションが上がります

もっと質問する

質問をする時には「楽しかった?」と広がりのない「はい」「いいえ」で応えられるものはやめましょう。子どもがどう思ったか、どう感じたかが大切です。

〇〇君と遊んでて1番楽しかったこと、もっとも頑張ったことはなにかな?と具体的に疑問を問いかけましょう

叱り方のポイント

「だめ」「違う」をなるべく言わない

子どもに伝える時、最初から否定をせずに気持ちを肯定してあげることが重要です。

例えばティッシュを何枚も引っ張り出してしまった際、「だめ!なにやってるの!」ではなく「ティッシュを引っ張りたかったんだね」と伝える。そのあとは「このティッシュは使わないから一緒に片付けようね」と声かけをしてあげましょう。

こうすることで子供自身や他人の気持ちに寄りそう柔軟性が生まれます。

好ましくない行動の理由を説明

例えば病院で「走っちゃダメ!」と理由なく指摘するのではなく、「走ったら自分だけじゃなく相手もケガをするかもしれない。ここは一緒に歩こうね」具体的に伝えましょう

具体的に説明をすることで、子どもが理解をしかつ相手に対して思いやる気持ちが生まれます。

親の気持ちを正直に伝える

大人が子どもに対して、わたしは「〇〇してくれたら安心する」「〇〇したらママ悲しいな」など、感情を入れるように意識しましょう

親自身が自分の気持ちを正直に提示することで、子どもが相手の感情を思いやり、円滑な人間関係を築く力が身につきます。

いかがでしたでしょうか。今回島村華子さんが書かれた「モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くしたオックスフォード児童発達学博士が語る自分でできる子に育つほめ方叱り方」の本を参考にさせていただきました。

目からうろこの内容ばっかりで参考にしたい言葉の表現がたくさん盛り込まれていました。皆さんもぜひ手に取って読んでみてください。最後まで見ていただきありがとうございました。

以上、ラジかなでした!

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