みなさんアウトプットの重要性を知っていますか?月に10冊の本を読んでも月に10回セミナーにいっても、それだけでは何もかわりません。覚えた気になって自己満足、これではもったいない。
「OUTPUT 学びを結果に変えるアウトプット大全」では自己満足を自己成長につなげるにはどうすれば良いのか。アウトプットが鍵を握っていると強調して書かれています。
なんとこの本書を書いている樺沢紫苑さんのアウトプットは以下の通りです。
- メルマガ毎日発行 13年
- Facebook毎日更新 8年
- Youtube毎日更新 5年
- 毎日3時間以上の執筆 11年
- 年2~3冊の出版 10年連続
- 新作セミナー毎月2回以上 9年連続
アウトプットもそうですが、継続力が半端ないですね。
本書はアウトプットの重要性やアウトプットを継続するためのモチベーションの保ち方など今の自分に必要な知識が満載でした。この本を読んでこれからもっとアウトプットを意識して行動に移すことを重要視していこうと強く思いました。
この記事を読んで普段読書しているけど思い返すと内容がすっかり抜けている、アウトプットの仕方がわからない、そんな悩みをもっている方はぜひ最後までご覧ください。
それでは、ご紹介していきます。
アウトプットの基本法則
重要なのはインプットの量ではなくアウトプットの量
自己成長はアウトプットの量に比例します。アウトプットは運動そのもの。運動性記憶といって書く話す行動することで
筋肉や腱を動かす→その運動は小脳を経て海馬を経由→大脳連合野に蓄積
小脳を経由することで経路が複雑化し、より多くの神経細胞が働き記憶の定着につながります。
長期記憶する方法
脳に入力された情報は海馬に仮保存(2〜4週間)され、何度も使われると側頭葉に長期保存されます。積極的にアウトプットして、側頭葉に情報を貯めていきましょう。
またフィードバックが不可欠です。アウトプットのやりっぱなしでは成長できません。
- 見直し
- 反省
- 改善
- 方向修正
- 微調整
- 原因究明
インプットに修正を加えていくことで、フィードバックをして自己成長につなげていきます。
科学に裏付けられた伝わる話し方
話すことで脳は活性化し、記憶の増強、定着にも大きく貢献します。話す時自分の意見や気づきを入れることであなたらしさが盛り込まれます。
事実+意見&感想=アウトプット力向上
また成功したければポジティブな言葉で自分の周りを認めましょう。話すときには目を合わせることで「嬉しい、楽しいの幸福物質=ドーパミン」が分泌されます。
良好な人間関係をきずくためにも、話の重要な部分だけ1秒目を見る。この意識だけでも全く違います。話を聞くときも目を見ましょう。
良い伝え方3選
悪いを直接言わないでクッションをいれましょう。
- 伝え方Yes But 話法
ポジティブな情報→悪いニュース
心理的なダメージを軽減できます。例えば会社の上司が新人社員に注意をするとき
売り上げはいい→ただ遅刻はだめ
ポジティブな情報をクッションにして、注意しています。
- Yes and 話法
売り上げはいい→遅刻がないとベター
ポジティブ情報からもっとこうしたらいいよとアドバイス。
- Yes how 話法
売り上げいい→どうすればもっと良くなると思う?
本人に考えさせる方法で行動を改善させる効果の高いやり方。後輩指導の場合はこのYes howの話法を使うと効果的です。
挨拶はあなたを認めていますのサイン
笑顔で元気よくアイコンタクトをしながら挨拶をしましょう。1回の挨拶で長く話すよりも1回を短くちょくちょく話す方が良い。理由は接触回数が増えると、ひとの好感度は上がるから。
何を学びたいか再確認する
事前に確認することでその内容に注意が向くようになります。またその答えを必死に探すようになる。したがって、学びの効率が大幅にアップします。
質問は人を喜ばせるためにある
常に質問を考えながら話を聞く癖をつけましょう。相手が話したそうなこと、話したりなかった部分など相手に喜ばれる、感謝される質問ができると最高です。
断る際は自分の人生の中で優先順位を決めておく
断りの法則
『謝罪(感謝)+理由+断り+代替案』
例えば
「すみません、選んでいただいてありがとうございます。本日子供の塾の送迎があるため、残念ながらお引き受けできません。明日の午前中でしたら終わらせることができるのですがいいがでしょうか?」
能力を最大限に引き出す書き方
攻めの読書
文章は手書きが1番記憶に残ります。理由はタイピングよりも手書きの方が脳のブローカ野という言語処理に関わる部位が活性化しているから。
ですので、本は書き込みをしながら読むのがおすすめです。本書ではこれを攻めの読書と呼んでいます。攻めの読書では、1冊で3つの気づきを獲得することが大切です。
フィードバックをしましょう
1番簡単なフィードバックはSNSやブログに文章を書くことです。読まれるという緊張感が集中力を高めます。読まれることはよりよい文章を書くためには最高の刺激になります。
アハ体験はメモをとる
気づきがあれば30秒以内、1分以内にメモを取りましょう。脳に新しい神経回路ができます。数秒前の自分とは異なる自分に自己成長することが可能です。
目標を公言した方が実現の可能性をアップする
心理学ではパブリック・コミットメントといいます。緊張感が高まり目標達成に向けて大きく後押ししてくれるでしょう。また目標を何度も見返して脳に刷り込ませるとより意識できます。
圧倒的結果を出す行動力
自己満足を自己成長に変える
インプットで終われば自己満足、アウトプットをして行動までおこすこと!これが自己成長です。
大きな目標を細分化して小目標にする
継続の可能性、実現可能性が大幅にアップします。細かい目標のほうがモチベーションがあがり達成度の管理がしやすくなります。また毎日記録をつけることで、目標達成までの進歩状況がわかる。
そうすることでドーパミンが出やすくなります。目標達成したらご褒美を設定しましょう。またさらにご褒美欲しさにやる気が上がります。
人に教えることを前提に勉強する
これで記憶力は劇的にアップします。ちょい難の難易度の課題をチャレンジする時にドーパミンが最もでます。チャレンジに失敗など存在しない、トライ&エラーで自己成長を繰り返し楽しい世界を生きましょう。エラーは最高の糧。恐れずトライしましょう!
アウトプット力を高めるトレーニング
日記を書く
毎日ポジティブな出来事、楽しかった出来事を書きましょう。ネガティブ出来事はポジティブに変換して書く癖をつけること。日常から楽しいを発見する能力が高まります。箇条書きでもいいので毎日続けましょう。
また制限時間を決めて書くことで、だらだらしません。時間は5~10分程度。日記がいやにならないのでおすすめです。
情報発信をする
反応が得られるためフィードバック効果が高いです。また文章力が上達します。応援のメッセージも届くので精神的に圧倒的な幸福感、満足感を得られます。
情報発信はブログがおすすめ。毎日更新を3年続けましょう。趣味について書くのもいいでしょう。その時はよりマニアックに。有益な情報発信をして、副収入を目指そう。
いかがでしたでしょうか。わたしはここ最近でブログやツイッター、インスタグラムで情報発信を始めました。いざ始めてみたものの、モチベーションの保ち方やアウトプットの重要性など理解していませんでした。
実際に、精神科医の樺沢紫苑さんの「OUTPUT 学びを結果に変えるアウトプット大全」読んで、インプットではなくアウトプットの量が鍵。そして行動に移すことで自己成長につながることがわかりました。
またモチベーションは、ちょい難の課題を自分に課して成功体験というドーパミンをガソリンに走り続ける。わたしもこれから目標の細分化して、目標達成の成功体験数を増やしていこうと思いました。
みなさんにも参考になればうれしいです。
ほかにもおすすめの本を紹介していますので、見ていただけると幸いです。
パッション(情熱)が命!「めんどくさいがなくなる本」を徹底解説
困っている人何をするのも、やる気が起きないしめんどくさいなー。 第6の感情めんどくさいをなくせば毎日が楽しくなるよ!ラジかな めんどくさいことは世の中にたくさんあります。例えば、 行動 ...
続きを見る
以上、ラジかなでした!