NISAとは
投資から得られる分配金や譲渡益が非課税なる制度
Contents
新NISAの概要
従来のNISAとの変更点は2階建ての制度になっていること。
- 1階部分:20万円まで(つみたてNISA)
- 2階部分:102万円まで
- 原則1階部分のつみたて投資(1000円でも可)をすることで2階部分への階段が使用可能
- 投資経験を有する場合は1階部分を使わずに2階部分の利用が可能
購入できる商品
1階部分:投資信託(つみたて)
2階部分:株式・投資信託等
新しくなったことでのメリット
新つみたてNISAは非課税期間と投資額が以下のように変更されました。
- 非課税期間 5年間延長
- 投資額 100万円増
新つみたてNISAはやり方次第で最大で25年間の非課税(合計900万円まで)になりました。従来では最大20年間(合計800万)ですので非課税枠の投資額が増えることはありがたいですね。工夫は後ほど説明します。
デメリット
新NISAの投資額が以下のように変更されました。
- 投資額 90万円減
新NISAは2階部分102万円×5年間=510万円
従来のNISAは120万円×5年間=600万円
つみたてNISAを検討している方はほとんど影響がありません。
期限内に始めれば最大期間非課税
- 新NISA:5年間(2028年以内)
- 新つみたてNISA:20年間(2042年以内)
- 新NISAの1階⇒新つみたてNISA:25年間(2028年以内)
勘違いポイント
新NISAは2028年まで非課税ではなく、2028年以内に始められれば最大5年間非課税になる。
2026年に始めたら、2028年まで非課税。
2026年に始めたら、2030年まで非課税。
5年後はどうなるか
新NISAで5年間の非課税期間が終了すると
- 2階部分⇒課税口座に
- 1階部分⇒新つみたてNISA口座に移管可能
新つみたてNISA口座に移管できれば最大で900万円の非課税枠が利用できます。
投資初心者の方は「長期」「積立」「分散投資」を意識してリスクを最小限にすることが大切です。
これらを考慮するとまだNISA口座を開設していない方は
- 新NISAを開設
- 1階部分のつみたてを5年間(100万)
- 新つみたてNISAに移管して20年間(800万)
- 合計25年間で900万円を非課税運用する
このやり方がおすすめです。投資資金に余力がある人は2階部分で追加投資でもいいですし、小さなお子さんがいる方はジュニアNISAを検討してもいいですね。
ジュニアNISAの解説は下記の記事で紹介しています。3分で読めますのでぜひご覧ください。
【超お得】2022年から始める人へ法改正したジュニアNISAを解説
2022/4/21
これからジュニアNISAを始めようと思っている方はぜひ2022年のうちに手続きをしましょう。 Contents1 そもそもジュニアNISAとは1.1 どのような人がジュニアNISAおすすめなのか1.2 ...
口座開設は手数料が圧倒的に安いネット証券がおすすめです。信託報酬は0.2%以上の商品はよほどの理由がない限り避けた方が無難です。毎月かかる手数料は長期間になるほど影響が大きくなるので、なるべく抑えておきたいですね。
まとめ
- 新NISAは2階建て
- 投資最大額122万円
- 新つみたてNISAは最大で25年間(新NISA⇒新つみたてNISA)
少しでも参考になれば嬉しいです
以上、ラジかなでした!