本日は奥さんの妊婦検診にいってきました。38週目、この時期の妊婦検診はどんなことをしているのか、奥さんの状態はどうだったのか検査結果に具体的な数字も入れてご紹介していきます。
検査内容は3つ
- NST(ノンストレステスト)
- 超音波
- 内診
Contents
NST
こちらは胎児の心拍数を調べる目的でおこない、言葉の通りノンストレスの検査です。痛みはないので安心して検査を受けられます。
おなかを丸出しにするので部屋は温まっていて、仰向けでリラックス状態になります。眠くなりますが寝てはいけないのがNST。
おなかの表面に器具をはり、胎動を感じたらボタンを押す仕事があります。こちらはあかちゃんに動きがあるかグラフでチェックしていきます。
グラフの項目は3つあります。
- 心拍数
- 胎動
- おなかの張り
主に大切なのは心拍数とおなかの張りです。
心拍数
本来は胎動があるとグラフが上昇し心拍数が上がったことを意味します。
今回の奥さんの検診では
心拍数150で平坦なグラフ
時々心拍数が170にあがる→グラフの上昇
このようにグラフが上昇して心拍が上がっている=胎児が動いていることが確認できれば問題ありません。
しかし心拍の上昇がみられず平坦なグラフが続くことがあります。グラフの平坦が続くと
- あかちゃんが眠っているの?
- 元気がなくて動かないの?
上記のどちらかを調べるためにおなかに刺激を与えてあかちゃんを起こします。刺激をしてもグラフが上昇しないときには、元気がなく余力がない状態だと判断され帝王切開になることがあるみたいです。
おなかの張り
子宮の収縮が起こるとおなかが張ります。その張りを観察しています。張りが来たと同時に心拍が上がれば問題ありません。
張りが来た時に心拍が下がった場合
- あかちゃんがどこかに移動した
- あかちゃんの余力が残っていないか
どちらかになります。心臓が正しく動いていないと、産道を通るという大きな試練に耐えられないかもしれません。しっかり動いているかどうかを確認して、予備能力があるか判断します。
陣痛がきたときに耐えられなくなってしまうため、こちらも帝王切開にきりかわる可能性があります。
超音波
推定児体重をはかるために超音波で3つの項目を計ります。
- BPD:頭の横幅
- FL:大腿骨の長さ
- AC:おなか周囲の長さ
この3つがわかると推定児体重が計算できます。妊娠の周期ごとに推定児体重の基準が存在しているので、比べることで胎児の成長度合いがわかります。うちの結果が3300gで少し大きめと言われました。とりあえず順調に育ってくれていて一安心です。
羊水の量を確認
胎児のうつっていない断面かつ最も広い断面で計測。子宮壁に対して垂直にプローブをあてて、内部を羊水で満たす円の最大直径を計ります。
直径2cm未満:羊水が足りていない状態
直径8cm以上:羊水が多い状態
羊水については以前まとめたのでこちらの記事も参考にしてください。
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内診
内診では直接指で子宮口の状態を確認してもらいます。チェック項目は次の通り
- あかちゃんが下がってきているか
- 子宮口のやわらかさ
- 子宮口がどのくらい開いているか(今回は2cm)
子宮口についても陣痛の記事で触れているので参考にしてください。
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こちらの検査は想像すると痛そうな感じがしますが、痛みも少なくストレスなく検査を受けられるそうです。
いかがでしたでしょうか。妊婦検診の控えている奥さんやその旦那さんの少しでも参考になれば嬉しいです。次回も来週に検診があるので、引き続きあかちゃんが順調でありますように。
以上、ラジかなでした!