今回はiDeCoについて3分でわかるように記事を書きました。時間がなく隙間時間にでもみていただけると幸いです。内容は次の通り。
- iDeCoってなに?
- メリットデメリット
- どういう人がやるのか
- どのように始められるのか
- まとめ
順番に解説していきます。
Contents
iDeCoってなに?
iDeCoとは自分で老後資金をつくるための制度。
特徴
- 運用して資金をつくる
- 専用の口座をつくり毎月定額積み立て
- 商品を毎月購入
- 資金の受け取りは原則60歳以降
- 途中解約は原則できない
- 加入するか、入金の値段、金融商品など自らで決定
メリット&デメリット
メリット
- 所得税と住民税が安くなる
- 運用で得られる利益は非課税になる
デメリット
- 手数料がかかる
- 元本割れのリスクあり
どういう人がやるのか
- 老後資金が必要な人
- 節税対策をしたい人
老後資金が必要な人
みなさん老後2000万円問題は耳にしたことがあると思います。金融庁が
「年金受給者の夫婦の生活費が約25万5,000円として、年金では20万円もらえて毎月5万5,000円が足りなくなる。もしこの夫婦が95歳まで生きたら、毎月5万5,000円×30年間=約2000万円が不足します。」
と発表しました。老後に2000万円用意できていれば生活費で25万5,000円使えて95歳まで過ごせることになります。しかし生活スタイルは人それぞれですよね。
将来老後を月20万円で生活できれば2,000万円ほどのお金は必要ないですが、月30万円の生活がしたいと考えれば3,000万円以上のお金が必要になります。
そもそも95歳まで生きる前提での話であって、80歳までの計算であれば1,000万円で足ります。
ちなみに年金20万円の配分は
国民年金:5万6,000円(全員加入)
厚生年金:14万6,000円(会社員や公務員などが加入)
フリーランスや自営業などの方々は年金が厚生年金がもらえないので老後資金は自分で用意しておく必要があります。
節税対策をしたい方
iDeCoでつみたてた全額が所得控除になります。
30歳会社員の場合
毎月2万3,000円つみたて
年間27万6,000円の所得控除
年収400万円の方であればだいたい約4万円もの税金が安くなります。60歳まで30年間続けたら、120万円もの節税になります。投資をしながらここまで節税できるのがiDeCoの最大のメリットですね。
注意
あくまで所得控除ですので無職や主婦の方は、所得がないので節税効果がありません。
どのように始めるのか
- iDeCoの掛け金を設定する
- 証券会社を選び掛け金で購入する商品を決定する
- 毎月つみたてて60歳になるまで続ける
- 1活で受け取りまたは分割で受け取りを選択する
iDeCoの掛け金を設定する
月5,000円以上から自分で設定可能です。上限金額は職業や企業によって異なるためこちらは自らで把握しておく必要があります。
証券会社を選び掛け金で購入する商品を決定する
証券会社で取り扱っている商品が異なります。証券会社を選ぶ基準は手数料の安さが重要です。60歳まで続けるので毎月かかる手数料は安い方が間違いなくお得。
元本確保型の商品を購入することで、定期預金と同じで元本割れの危険がなく節税することもできます。堅実派の方にはおすすめですね。
毎月つみたてて60歳になるまで続ける
毎月5,000円以上のつみたてを60歳になるまで続けましょう。つみたての途中で金額の変更や一時的につみたてをストップすることも可能ですので安心して利用できます。
1活で受け取りまたは分割で受け取りを選択する
60歳になるとiDeCoでつみたてた金額を受け取ることができます。その際にいくつか方法があります。
- 1活で受け取り
- 年金として分割で受け取り
- 1部を一気に、残りを年金として分割で受け取り
iDeCoは受け取り際に税金がかかります。それぞれの受け取り方で税金のかかり方が異なるため、自分の一番いい方法を考えておきましょう。
まとめ
iDeCoは
節税対策になる魅力的な制度
老後資金を準備にはもってこいの制度
みなさんも1度検討してみてはいかがでしょうか。
以上、ラジかなでした!