モンテッソーリ教育の0〜1歳編として、父親にできることを紹介していきます。
今ではイクメンという言葉が存在するほど男性が育児にかかわる機会が多くなっています。そこで0~1歳の子供をもつ父親が子供に対してできることはないだろうか、という疑問を持ちました。
そこで情報収集をしていると0歳児をもつわたしにとって有益な情報を見つけたのでまとめました。これからあかちゃんを迎える家庭や1歳未満のあかちゃんがいる家庭の方々の参考になれば嬉しいです。
今回は藤崎達宏さんが書かれた「0〜3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!」を参考に記事を書かせていただきました。
では始めていきましょう。
Contents
父親にできること
母子共生期をサポート
母子共生期とは出産してから赤ちゃんとお母さんとの間に特別なつながりが生まれる期間のことを言います。この期間は8週間と言われていて、1人の女性を母親に、1人の子供を息子や娘へと変化させます。
この母子共生期を充実したものにしてあげることが父親の仕事。赤ちゃんとお母さんとの時間をたっぷりと作ってあげましょう。
子供が産まれて親族や友人など面会にくるなど嬉しいことが続きますが、出産を終えたばかりの母子は疲れがたまっています。対応は父親がしてなるべく時間が長引かないように工夫することが大切です。
秩序の敏感期を理解しておく
あかちゃんには秩序の敏感気があることを知っておきましょう。あかちゃんは無意識的記憶といって、映像を一瞬にして焼き付けるように記憶します。記憶したものの位置は順番、方法が異なると秩序が崩れたと判断して不快感を覚えます。
たとえば、
洋服の着せ方の違い
「いつもは腕からなのに今日は足からだ。嫌だな~。」
お散歩コースの違い
「いつもと違う道だ。いつもと同じ道がいいな~。」 etc.
こうした些細なことで、赤ちゃんは機嫌を損なうことがあります。この事実を知っておくだけでも、どうしてあかちゃんが泣いているのか悩むことが少なくなるでしょう。
キーワードは「いつもと同じ」
いつもと違うことをして機嫌が悪くなっていたらそれは秩序が崩れているからかもしれません。小さいうちは秩序を意識して赤ちゃんとの時間を過ごしましょう。
この秩序の敏感期は夫婦間で共通認識として理解しておくことが大切です。お互いに教育方針を同じ方向に向けておかないと赤ちゃんが混乱してしまうため注意が必要です。
赤ちゃんをお迎えする4つのコーナーを作る
- 授乳コーナー
- おむつ交換コーナー
- 運動コーナー
- 寝るコーナー
これらの4つのコーナーを作っておくことが大切です。過去の記事で紹介していますのでよろしければご覧ください。
赤ちゃんにはお部屋が4つも必要?秩序に敏感な時期に用意してあげよう
あかちゃんはルーティーンが命。秩序に敏感です。 「いつもと同じ場所、いつもと同じ順番で」 これが鉄則です。あかちゃんは何も考えていなさそうですが実は、秩序づけて世の中を理解していきます。その秩序が崩れ ...
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0歳児用の棚を手作り
「0〜3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす! 著者:藤崎達宏」 P92 引用
このような2段構造の棚を作ることで子供の自立を助けます。
【1段目】
赤ちゃんのハイハイする時期に使用。おもちゃを2つ置き自分で選択させましょう。転がっていくおもちゃをおくことでハイハイの上達を促すことができます。
【2段目】
つかまり立ちのサポート。赤ちゃんの興味のあるおもちゃを2段目におくことで気になり立って手に取ろうとします。このように自然とつかまり立ちができるように環境をつくることが大切。
お部屋が綺麗に片付けられていてこうした棚がない場合、つかまり立ちしようにもできない可能性があります。意識して環境を作ってあげましょう。
わたしもこれから棚づくりをしてハイハイとつかまり立ちのサポートをしていく予定です。どれだけ効果があったか今後ブログでで紹介していきます。
0~3歳までの育て方も詳しく書かれている本ですのでお勧めです。
最後まで見ていただきありがとうございました。
以上、ラジかなでした!