どうもラジかなです!
みなさん奥さんが出産したあと、
- この手術って保険適応になるのかな
- 促進剤って保険適応になるのかな
こんな悩みありませんでしたか?
わたしは奥さんに出産後「3度裂傷なんだけど保険使えるかな?」と質問されました。しかし保険適応かもわからないし、そもそも3度裂傷がなにかもわからない状態でした。
ですので急いで検索すると1~4度裂傷までの分類であったり、場合によっては保険適応になることもある、なんてことも書いてあり使えるものは使わないとということで調べてました。
もし同じような経験をした方やこれから出産を控えている夫婦の方に、少しでも参考になるようにまとめましたのでぜひご覧ください。
そもそも出産は保険適応なのか
出産は病気ではないので基本的には全額自己負担です。ですので公的保険が適応になりません。しかし場合によっては公的保険が適応になることもあります。
そうなれば民間の保険も適応になることもあるので、自分がどのプランの民間保険に入っているのか知っておくとスムーズに対応できるかと思います。
では保険適応になるかもしれないケースをご紹介していきます。
保険適応になるかもしれないケース
【産道裂傷での縫合手術(3度裂傷・4度裂傷)】
産道裂傷とは赤ちゃんを生みだす際に会陰部が裂けて、膣壁や直腸粘膜にまで裂けた部分が到達してしまうこと。産道裂傷にはいくつかに分類されています。
【産道裂傷の分類】
- 1度裂傷:会陰部の皮膚および皮下組織のみの裂傷
- 2度裂傷:さらに会陰や膣壁の深部筋層まで及んだもの
- 3度裂傷:肛門括約筋まで達する
- 4度裂傷:直腸粘膜まで損傷する
産道裂傷は膣や会陰の進展が十分でない初産婦やあかちゃんが大きいときに生じやすいです。2度裂傷まではどなたでも起こりうることですので特別心配はいりません。
しかし3度裂傷・4度裂傷になってくると会陰裂傷が肛門括約筋や直腸まで及び、縫合手術をおこなったとなれば保険適応になることがあります。
出産後に縫合をおこなった場合はどのあたりまで裂傷していたのか把握しておきましょう。医師から話されるのが通常であると思います。わたしの奥さんの場合は出産後に医師から3度裂傷だと説明されました。
今回奥さんは前期破水をして入院。促進剤を使用して分娩の流れでした。
奥さんの加入している民間の医療保険は、前期破水による入院の日数分の給付金と3度裂傷の縫合手術の給付金が適応になるそうです。こちらが異常分娩扱いになるのかどうか、異常分娩扱いであれば保険適応になるので民間の保険も適応になる可能性があるとのこと。
これから書類が送られてきて申請しますので、どのような保険のプランでどの内容で保険が適応になったのか今後ご紹介できればと思います。
【吸引分娩や鉗子分娩】
こちらは器具を使用して赤ちゃんを引き出します。その際に会陰切開をした場合は保険適応になることがあります。
【帝王切開】
帝王切開はお腹を開き子宮を切開して、赤ちゃんを引き出します。こちらは保険が適応になります。帝王切開の場合公的保険の1つである高額療養費制度を利用しましょう。産後の公的保険に加入していることでもらえる助成金についても後日ご紹介していきます。
今回は出産時の保険適応になるかもしれない症例をご紹介しました。少しでも参考になれば嬉しいです。最後まで見ていただきありがとうございまいした。
以上、ラジかなでした!